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【色の知識】知ることでもっと楽しくて面白くなる!(配色について①)

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みなさんこんにちは!

 

【色の知識】の記事もだんだんと増えてきましたね。

そして引き続き「色」について書いていきますよー!

 

では今回は、色相環を見れることでいろいろな配色を知ることができますので、色相環から読み取れる配色について書いていきます。

 

ではいってみましょう!

 

目次

 

ドミナントカラー配色

それでは「ドミナントカラー配色」という配色方法からいきます。

 

どみなんと?・・・聞きなれない言葉ですよね。配色方法を知るにはこの言葉の意味から説明しないといけません!

 

  • ドミナント:支配する・統一する・優勢な

 

という意味です。つまり色を組み合わせてもその色のイメージ色を変えない配色です。

 

言葉では非常に分かりづらいですよね・・・

では具体的にどういう配色でどういう決まりがあるのか見ていきましょう。

 

まずはこの図を見て下さい!

 

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画像引用元:日本色研事業株式会社 HomePage

 

※この前登場した図ですね。この図の意味は前の記事で説明していますので、この場は割愛させていただきます |ω・)

 

実例とドミナントカラー配色となる決まり事

の中のの色を並べるとこういう並びになります。は、およその色で構いません。

 

ドミナントカラー配色の例

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こういう色が使われていて、これを並べるとこんな感じになります。

 

では実際に使われているのはどういったものがあるのでしょうか?

 

f:id:tosikun0119:20170413211006p:plain画像引用元:https://www.itoen.co.jp/news/detail/id=23612

 

「お~いお茶濃い味」が、先ほどの配色に近いもので、ドミナントカラー配色となると思います。

上の例だけ見ると「緑に見えない色」があるにもかかわらず、パッケージを見るとなんとなーく緑に統一されているように見えませんか?

 

これがドミナントカラー配色(支配・統一)の例です!

 

そしてドミナントカラー配色の決まりごとは、

 

  1. 色相の数を絞る
  2. 色相がまとまっていれば、明度・彩度は自由
  3. 色相がまとまっていれば、選ぶ色数は自由

 

図でいうと、が合っていればはいくつあっても良いということになります! 

 

トーンオントーン配色

では次の配色「トーンオントーン配色」に続いていきます。「トーン」についても以前の記事で説明しています!

 

ではお決まりの図を・・・。

 

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画像引用元:日本色研事業株式会社 HomePage

 

トーンオントーン配色の注意点!

の中のの色を並べるとこういう並びになります。は必ず1つと決まっています

 

ですがここでちょっと注意点があります!

 

図を見比べてみると分かるのですが、の関係が「ドミナントカラー配色」と似ている(が、が複数あっても同じ位置にある)ことが分かります。

トーンオントーン配色も、が合っていれば複数あっても良いんです・・・。

 

このことから、ドミナントカラー配色とトーンオントーン配色は非常に似ています。

 

ハッキリと違いを言うなれば、 

ドミナントはがアバウトでいいんですが、トーンオントーンはが必ず1つと決まっている。

 

すいません。ややこしい文章で(´;ω;`)

 

※必ず1つというのは色相環での話であり、実際は色相が似ていれば問題ないです。

 

トーンオントーン配色の例

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先ほどと同じように並べるとこんな感じになります。

この並びは、上の図のに合わせて並べました。

 

では実例とトーンオントーン配色となる決まり事を見てみましょう!

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画像引用元:http://ameblo.jp/ren320/entry-12178151176.html

 

この商品が、トーンオントーン配色を使われている傾向にあると思います!

 

先ほども書きましたが、ドミナントカラー配色と基本な位置関係が似ていることから

「トーンオントーン配色は、ドミナントカラー配色と同じ種類」

ということが言えます。似ているわけですよね・・・。

 

それではトーンオントーン配色になる決まり事をまとめます!

 

  1. 図の、明度を表す縦方向に差をつける
  2. 色相は統一すること
  3. 色相が統一していれば色数は自由

 

トーンオントーン配色は、ドミナントカラー配色とすっごい似ているのでややこしいです。

2つの違いは「明度に差をつける」と覚えましょう!

 

トーンイントーン配色

続いて「トーンイントーン配色」にいきます。先ほどに比べ簡単なので覚えやすいです!

 

早速お決まりの図をどうぞ!

 

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画像引用元:日本色研事業株式会社 HomePage

 

トーンイントーン配色は、1つのトーンの中で選んで配色することをいいます!(の色は、の中で選びます)

ドミナントやトーンオントーンに比べてすごい分かりやすいと思います。

 

※ドミナントトーンという配色もあるのですが、トーンイントーン配色と似ているのでここは割愛させていただきます。

 

トーンイントーン配色の例

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2 f:id:tosikun0119:20170413235653p:plain

 

1と2では若干違いがあります(これが上のに当たる部分です)が、これらの配色がトーンイントーンの並びになります。

 

では実例とトーンイントーン配色となる決まり事を見てみよー!

 

1の実例

f:id:tosikun0119:20170414011710p:plain画像引用元:http://kan7kan7.com/2475.html

 

このように強いトーンで配色されることで、色のイメージが前面に出て力強さが出ています。

 

2の実例

f:id:tosikun0119:20170414004603p:plain画像引用元:http://lohaco.jp/product/2657696/

 

2は逆に色が持つイメージが弱くなっています。これは、明度を上げて彩度を下げることで柔かいイメージが出ています!

 

1と2は、どれもトーンイントーン配色を使われている傾向があるものです。

特に2のような配色は、柔らかなイメージを持たせるのでベビー用品に使われることが多いですね!

 

では、まとめとしてトーンイントーン配色になる決まりごとです!

 

  1. 同一のトーンでまとめること
  2. 色相・色数は自由

 

※厳密には2種類ありますが、トーンが合っていれば色相に変化のある物でもトーンイントーンになるので、これで統一させていただきました。

 

トーナル配色

続いてトーナル配色です!まずはトーナルという意味から行きましょう。

 

  • トーナル:濁色・濁色の

 

この濁色という意味を持つトーナル。実際のところどーなのでしょうか!

それでは早速いきますので図を見てみましょう!

 

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画像引用元:日本色研事業株式会社 HomePage

 

トーナル配色の特徴は「全体的に落ち着いた色の配色」です!

のグループ(ちょっとグレーが入った色)を使って配色していく方法です。

 

 トーナル配色の例

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上の図を並べるとこのようになります!

どの色も「明るすぎず暗すぎず」だったり、「派手すぎず地味すぎず」といったところでしょうか。

 

実例とトーナル配色となる決まり事を見てみましょう!

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画像引用元:オーガニック! POD 広報部のブログ オーガニックこぼれ話: 1月 2015

 

配色の例で並べた色は、どれもカラフルですが全体的に落ち着いています。

配色の並べた例で、使われている色の商品を画像で検索したら上の画像が出てきました!

「カラフルだけど…どこか落ち着いてる」に見えたので載せさせて頂きました。

 

ではまとめてみましょう!

 

  1. 中~低彩度の色相を使って配色する
  2. 中間色だったら、色相と色数に制限なし

 

落ち着いた色の配色が「トーナル配色」と思えばイメージしやすいと思います!

 

カマイユ配色

それでは「カマイユ配色」です!ではカマイユの意味からいきますよー!

 

  • カマイユ:フランス語で「単色の画法」

 

「単色の」って言葉が入っていますが、配色では「単色に見える」という意味が近いですね!

では図から見てみましょう。

 

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画像引用元:日本色研事業株式会社 HomePage

 

こうやって見ると、なんとなく単色の色を使っているように見えます。

いくつか注意点がありますが、ここでは気にせず先に進みますね!

 

 カマイユ配色の例

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上の図を並べるとこのようになります。そして・・・

カマイユ配色の特徴は、「曖昧に見える」ということが特徴になります。

 

実例とカマイユ配色となる決まり事を見てみましょう!

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画像引用元:http://ochabi.ac.jp/senmon/2014/12/4374/

 

この絵画は「カマイユ画法」を用いられた絵画です。

 

それでは注意点も含めて、カマイユについてまとめます!

 

  1. 色相を同一・類似色相でまとめる
  2. 配色の組み合わせは、明度・彩度差が無いようにする
  3. 遠くから見ると、1色もしくは曖昧に見える(全体に一体感)
  4. 色相・色数に制限なし

 

まとめ

今回は配色の技法についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?

以前の記事で書いた「色相環」が理解できると、このような配色があることを目で見て実感しやすいと思いますし、イメージができるのではないかと思います!

 

配色については本当にいろんな種類があったり、その人の感覚で見え方や感じ方が変わるので、奥が深いものかもしれません。

 

いろんな配色を知ることで普段の生活に活かせる部分が出てきますし、知識として少しでも知っておけば役に立つと思います!

 

次回は、その他の配色について書いていきますね!

では今回はこの辺で☆

 

※今回の配色の記事は必ず正しいものではありません。見え方や感じ方は人によって違いますし、私個人の感覚で書いたことをどうかご理解ください。

 

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