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【色の知識】知ることでもっと楽しくて面白くなる!(配色について②)

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みなさんこんにちは!

 

前回は「ドミナント」や「トーナル」など、なにやら聞きなれない言葉が出てきましたね。

配色の名前が決まっていても、見分けがつかないほど微妙な差だったりで非常にややこしい物ばかりでした。

 

で・す・が!

今回は意外と分かりやすい配色を4つ紹介したいと思います!

ぱっと見た感じ単純で覚えやすいかもなので是非覗いていってくださいね!

 

ではいってみましょう!

 

目次

 

ビコロール配色

ビコロール配色の意味は・・・

 

  • フランス語で「2色の」

 

という意味です。

この名前の通り、ビコロール配色は2色で構成されている配色となります!

 

では図を見てみましょう。

 

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これも以前出てきた「補色」という言葉が、このビコロール配色にも関係します。

 

ビコロール配色の例

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ビコロール配色は、補色関係にある2色の組み合わせです。

また、白や黒を使って配色しても大丈夫です!

実例とビコロール配色になる決まり事を見てみましょう!

f:id:tosikun0119:20170416195715p:plain画像引用元:http://pinky-media.jp/I0009604

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画像引用元:http://qoly.jp/2016/09/24/albirex-niigata-2016-17-20th-anniversary-kit

 

主にスポーツのユニフォームに使われることが多いですね。

どちらの色もハッキリしていて明快な印象の組み合わせのように見えます。

 

それでは決まり事などをまとめます!

 

  1. 2色限定の組み合わせ
  2. 選ぶ色相は補色関係の組み合わせで配色
  3. 白や黒を使っても良い
  4. コントラストの高い色を選ぶ

 

これがビコロール配色の決まり事です。

 

鮮やかでハッキリしている2色で、補色関係にある色を組み合わせる(白や黒もOK)

 

って覚えましょう!

 

トリコロール配色

トリコロールの意味は・・・

 

  • フランス語で「3色の」

 

という意味になります。

こちらも名前の通り3色で組み合わせる配色です!

 

では図を・・・

と言いたいところですが、これは図を見るより実例を見た方がすっごい分かりやすいです!

ですので、早速見てみましょー!

 

トリコロール配色の例

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どこかで見たことあるような・・・?

 

そうです、ドイツ・フランスの国旗ですね!

なんて身近(?)なのでしょう。

トリコロール配色になる決まり事を見てみましょう!

それではトリコロール配色となる決まり事をまとめます。

 

  1. 3色限定の組み合わせ
  2. 白や黒を使っても良い
  3. コントラストの高い色を選ぶ

 

となります!

 

鮮やかでハッキリしている3色で色を組み合わせる(白や黒もOK)

 

と覚えましょー!

 

ダイアード配色

ダイアードの意味は・・・

 

  • フランス語で「2つの」


という意味です。なんかフランス語がやたら多く感じるのは私だけでしょうか?

 

さ・・・そんなことは気にせず図を見てみましょう!

 

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「あれ?さっき出てきたビコロール配色と同じじゃない?」

 

と思われた方がいらっしゃるかもしれません。

実はビコロール配色とダイアード配色はとても似ているのです!

詳しくは後述するとして、まずは先に進みます。

 

ダイアード配色の例

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ここでもビコロール配色とあまり変わりありませんね。

ですが、決定的な違いは「白や黒は使えない」ということが特徴となります!

実例とダイアード配色になる決まり事を見てみましょう!

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画像引用元:http://ameblo.jp/quito-anri/entry-11876706086.html

 

このユニフォームの色関係も補色関係にあります。「黄色と青」は補色でしたね。

それでは決まり事などをまとめます!

 

  1. 2色限定の組み合わせ
  2. 選ぶ色相は補色関係の組み合わせで配色
  3. 白や黒は使えない

 

これが決まり事となります。

 

ビコロールと違い、ダイアードは白や黒は使えない(有彩色のみ)

 

と、なりますのでビコロールとダイアードは似ているので要注意です!

 

スプリットコンプリメンタリー配色

スプリットコンプリメンタリーの意味からいきます!

 

  • スプリットは「分裂」
  • コンプリメンタリーは「補色」

 

分裂した補色?それとも補色を分裂?考えれば考えるほど意味不明ですね・・・。

なにはともあれ図を見てみましょうか。

 

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図で見るとこんな感じになります。では分裂や補色はどこを表しているのでしょうか?

 

  • 図でいうと(R)の補色は水色になります。
  • その水色から左右に分裂させます。(色相環でいうと1~2つまでずらせる)

 

今までとはちょっと違ったタイプの配色ですね。

 

スプリットコンプリメンタリー配色の例

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なにやら複雑な理論みたいな感じですよね・・・。

 

実例とスプリットコンプリメンタリー配色になる決まり事を見てみましょう!

f:id:tosikun0119:20170416215205p:plain画像引用元:カレリアの国旗 - Wikipedia

 

補色関係の色からさらに左右に分裂させるというのも中々難しいです。

改めていろんな配色があるんだなとこの配色例で気付かされました(汗)

 

それでは決まり事などをまとめます!

 

  1. 3色限定の組み合わせ
  2. 補色関係にある色から左右に分裂させる
  3. 分裂させる距離は、24色相環でいうと1~2つまで
  4. 3点つなぎ合わせると三角形ができる

 

なかなか難しい配色で、おそらく色相環を見れないと難しいのではないかと思ってしまいます・・・。

 

まとめ

前回に引き続き「配色について②」ということで今回書かせてもらいましたがいかがだったでしょうか?

最後のスプリットコンプリメンタリーはとても難しかったですよね・・・。私も苦手です。

 

カンのいい方は気付いたかもしれませんが、今回はを使わなかったことに気付いたかもしれません。

今回は1つの色相で選べる配色でしたので、明度や彩度の異なる色相と組み合わせない例でしたので、今回は省かせてもらいました!

特に「白と黒混ぜて良い」だったり「白と黒は使えない」などいろいろでした。

 

さて次回ですが、色相環を使った配色を引き続きご紹介していきます!

次の配色例は、カラフルと言わんばかりの「3~6色配色」について書いていきます。

乞うご期待!(なのか?)

 

では今回はこの辺で☆

 

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